
「分からないから、距離を置く」はもうやめよう──迷ったときに選びたい“聞く”という判断
管理職研修の場で、必ずと言っていいほど耳にする言葉があります。 「部下とギャップがありすぎて、どう接していいか分からない」「今の若手って、何を考えているのか分からない」 共感もします。時代背景も価値観も、育ってきた環境も違えば、戸惑うのは当然です。 でも──“分からない”ままで距離を取ってしまうことが、余計...
管理職研修の場で、必ずと言っていいほど耳にする言葉があります。 「部下とギャップがありすぎて、どう接していいか分からない」「今の若手って、何を考えているのか分からない」 共感もします。時代背景も価値観も、育ってきた環境も違えば、戸惑うのは当然です。 でも──“分からない”ままで距離を取ってしまうことが、余計...
「これで本当にいいんだろうか」「もっといい選択があったかもしれない」 誰しも、そんな迷いの中で立ち止まってしまうことがあります。 リーダーという立場になればなるほど、判断の重みや結果への責任がのしかかってきて、“慎重になりすぎて動けない”ということもあるでしょう。 ■ 判断を迷うのは、優しさでもある 私自身...
以前、経営者の方へコーチングをしていたときのこと。 社員の方々からの人間関係に関する不満やストレスを耳にしていたこともあり、社内の雰囲気について尋ねると、返ってきたのは、こんな言葉でした。 「社員の人間関係には、あまり関わってないんですよ。人はそれぞれ良いところも悪いところもあるから、まぁ仕方ないですよね。...
「らしさを活かすリーダー術」と言われても、そもそも“自分らしさ”ってなんだろう?と迷う方も多いかもしれません。 声が大きい人?仕事が早い人?部下のフォローが得意な人? 人から見た“らしさ”と、自分の中でしっくりくる“らしさ”は、必ずしも一致しません。今回は、自分の中にある“らしさ”を掘り起こすための問いを3...
「らしさを活かすリーダー術」と聞くと、“自分らしく振る舞えばいいんですね!”と思われることがあります。 でも、ここで言う「らしさ」は、“自分の正しさを押し通すこと”ではありません。 むしろ、周囲との関係の中で「自分はどんな在り方をすると自然で、周囲にとっても心地よいか」を見つけていくプロセスです。 かつての...
若手社員向けの研修に行くと、毎回出てくる感想があります。 それは──「うちの上司は、いい人です」「ちょっと苦手なタイプです」と、まるで“推し”と“アンチ”が分かれるような声。 もちろん、相性や性格の合う・合わないもあるでしょう。でも話をよく聞いてみると、「接し方」や「声のかけ方」で印象が大きく変わっているこ...
「らしさを活かすリーダー術」と言うと、“タイプ別に向き・不向きがあるのかな?”“自分らしくふるまえばいいってこと?”と感じられるかもしれません。 でも実は、“らしさ”とは、「我を通すこと」でも、「型にはまること」でもありません。 かつての私は、責任感の強さやまじめさが“自分らしさ”だと思っていたという投稿を...
かつての私は、仕事に情熱を注ぐタイプでした。タスクをゲームのレベルアップとして面白がるかのように、残業+休日出勤もいとわず対応。「期待された以上の成果を提供してこそ仕事」「依頼にNOっていう返事はない!」といった価値観で、それを周囲にも求めるありさま。あぁ、、、今でいう何ハラでしょうか。お恥ずかしい。周囲は...
「1on1レクチャーシリーズ」第3回「フィードバック・フィードフォワード」です。今回も部下へとの信頼を築いていただくことを目的に・フィードバックに関すること・フィードフォワードに関すること・フィードバックとフィードフォワードのバランスについてお伝えし、フィードバック・フィードフォワードの具体例をお話して参り...
みなさん、こんにちは!今回は「1on1レクチャーシリーズ」第2回「効果的なコミュニケーションテクニック」です。部下との対話が安心感のあるものになるよう実践的なスキルをお伝えしてまいりります。 今回お届けするスキルは、オープンクエスチョンとアクティブリスニング、非言語部分のコミュニケーション3つです。 オープ...