マネジメントは高い人格から
下記の資料は、経済産業省発行「未来人材会議」の最新資料(2022年5月Ver)です。
どのように思われますか?
エンゲージメント(個人と組織の成長の方向性が連動していて、互いに貢献し合える関係)は世界全体でみて最低水準にあるとのこと。
続いてのデータは「現在の勤務先で働き続けたい」人の割合です。
日本は5割という現実。
かつ、企業が行う人への投資は少なく、個人的な学びも他国に比べて非常に低いのです。
お勤めの職場によって違いはあるでしょうが、こういった現状や危機が身近に起こっているということを、まずはご理解いただきたいと思います。
もちろん、このような状況をふまえ対策に取り組んでいる企業も多いことと思います。
実際、大企業では様々なエンゲージメント対応に取り組まれていると感じますし、スキル研修であってもエンゲージメント要素のあるグループ研修に注目が集まっています。
半面、未だに(社員をないがしろにする)顧客志向であったり、トップダウンが当たり前といった企業も多く、未来は先細りになっていくという怖さを感じることも多々あります。
はっきり言います。
この会社のために働きたい!
自分はこの会社のために何ができるだろう!
と自発的に考えてくれる社員を増やすには、工夫が必要です。
会議で上司が部下を責めたり、頑張りを正当に認めなかったり、結果的に部下の手柄を上司が横取りしているような風土では先はありません。
エンゲージメントの促進は社員を、部下を、人として大切に尊重すること始めましょう。
尊重している気持ちを伝えるために、1on1であったり、日頃の声掛けであったり、前向きな気持ちを大切にし成長を見守る(学びのための失敗を許容する)といったことも必要です。
マネジメントは新たな時代を迎え人格が求められるようになりました。
年明け「人格を高めるマネジメント塾」を開講します。
応援させて頂ければ幸いです。