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1on1レクチャーシリーズ第一回は「1on1の基本姿勢」です。
さて、皆様は 1on1という面談をどのような意識で行っているでしょうか?

5秒考えてみてください!
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さて、いかがでしょうか?

皆様が1on1を行う理由はいろいろ化と思いますが、中には「会社からの指示だから」あるいは「なんとなく必要そうだから」といった理由を考えて方もいらっしゃるかもしれないですね。
もちろんそれもあると思いますが、意識的には、1on1は単なる面談ではなく、部下の成長をサポートし、信頼関係を築くための重要なツールだ!ということを身体に馴染ませていただきたいと思います。
話の内容によっては、モチベーションが上がり組織への貢献意欲や内発的動機付けができるチャンスタイムなんです。

ちなみに、上司は部下を選べませんが、部下だって上司を選べません。
ですから、縁があった上司が自分の成長をサポートしてくれる相手かどうかは、その本人にとって運のようなものでもあるのです。
皆さんは、この上司に出会って運がよかったーと思われるような上司になれているでしょうか?

こちらをご覧いただいている皆様には部下の成長を後押しする存在であってほしいと願っております。

では、成長を後押しする1on1のために、やってもらいたいこととNGなことをお伝えします。
まずは、やってもらいたいこと
 ・1回だけでなく、定期的に又は必要なタイミングで継続いただくこと
 ・部下の話をよく聞くこと
 ・効果的な質問をすること
 ・フィードバックとフィードフォワードを使うこと
これらによって、モチベーションを引き出したり、気付きを促していただきます。
逆にNGなことは、
 ・自分が言いたい事を一方的に伝えてしまうこと
 ・目的が部下の成長ではなく、1on1を実施することになってしまっていること
です。

これらのやってもらいたいことを、今後の配信で数回に分けてお話して参ります。

ちなみに、エンゲージメントという言葉を使うならば、どれだけその関係性に時間・考えを割いたかによってエンゲージメントの高まりが決まります。
皆さんが大切にしているものは何でしょうか?
家族、パートナー、はたまた趣味など、そこに費やした時間によって、関係性は良くなっていきますよね。

私の周りには次のような人がいます。
・ゴルフへの時間を費やして成果を上げている人
・推しへの情熱を注いで、最高の推しマニアになっている人
・登山愛が強く時間さえあれば体力作りに奔走している人(←私)

部下も同様です。どれだけ部下のことを想い、時間を費やすかによってその関係性は変化していきます。まずは「あなたの話を聞かせてください」から始めてみましょう!
そうすると、おのずと興味の度合いも言葉遣いも変わってくると思います!

ただ、あまり気に病まないようにということで事前にお伝えしておきたいのは、
部下から思うような反応がないこともあるということです。
たとえば、部下が沈黙したり、積極的に意見を述べない場合もあると思います。その場合には、理由を理解しようとする姿勢でいてくだされば大丈夫です。
焦らずに時間をかけて、部下が安心して話せる環境を整えていくことが大切です。
反応が少ない場合には、相手をリラックスさせてアクティブリスニングにつとめ、相手が感じているプレッシャーや不安を軽減する工夫をしていきましょう!
部下の方が自分の意見を守ろうとする時は、まずその意見を尊重し「あなたの考えを理解したい」と伝え、安心感を与えることで、部下が次回の1on1でより積極的に話せるようになっていきます。

さて、今回は「1on1の基本姿勢」についてお伝えいたしましたがいかがでしたか?

次回は「効果的な質問と傾聴のテクニック」についてお伝えいたします!

今すぐに1オン1スキルを上げたいと思われる方は、完全個別セッションの1on1スキルアップもご用意しておりますのでご利用くださいね!
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