コミュニケーション

相手の世界にお邪魔する

最近、何度も見返してしまう番組があります。
『プロフェッショナル仕事の流儀 ~その人らしさを見つめて 認知症ケアのプロSP』
現在はNHKオンデマンドで視聴できます。

何度も見返す理由は、認知症介護をされている
「大谷るみ子さん」、「和田行男さん」、「加藤忠相さん」
の人にとことん寄り添う姿勢に圧倒されるからなんです。

私自身のカウンセリングマインドはカールロジャースさんの
1.共感的理解
相手の話を、相手の立場に立って、相手の気持ちに共感しながら理解しようとすること。
2.無条件の肯定的関心
相手の話を善悪の評価や好き嫌いの評価をせずに聴くこと。相手の話を否定せず、背景を理解し肯定的な関心を持って聴くこと。
3.自己一致
自身がありのままの純粋な存在であること。
です。
丁寧に寄り添っているつもりでしたが、
この番組に出ておられる大谷るみ子さんの寄り添い方は、私の心にズドンと大砲を打ち込んでくれました。

「相手の世界にお邪魔する」

大谷さんの利用者さんとじっくり向き合う姿勢に自然と涙があふれます。

そして、胸がざわつきます。
祖母が認知症になって変わってしまったと感じたときに、怖いと思うのではなく寄り添えばよかったのだと…。晩年の祖母との向き合い方に少し後悔を抱えていたこともあり、涙が出てしまうのかもしれません。

番組に出てこられる皆様、それぞれ尊い信念を持っておられます。
大谷るみ子さんの「あなたはとても大切な人」
和田行男さんの「人として普通に生きる姿を支える」
加藤忠相さんの「思いも、支えてこそ介護」

もちろん、お三方以外の職員も素晴らしい方々で、介護のお仕事をされている皆様の慈愛満ちた寄り添いは学ぶことばかりです。

少し先になりますが、訪問介護をされている会社でホスピタリティマインド研修をさせて頂くことになりました。介護の世界に少しでも関われることに幸せを感じご縁に感謝しています。皆様のマインドが更にホスピタリティにあふれ、仕事でもプライベートでも幸せを感じながら過ごせるよう、お手伝いさせて頂ければと思っています。
尊敬する介護職の皆様と祖母への想いをこめて。